デュエマGP2023 1stが思ったより楽しかった話
この記事は「デュエル・マスターズグランプリ2023-1st」2日目の感想について書いたものです。
※開催日は2023年4月16日(日)です。
※現地参加組です
※この日のフォーマットはオリジナルです。
参加理由
私と言えば自他ともに認めるラブライバー。
だが、他に趣味がないわけでもない。
対象年齢キッズ向けの紙のゲームで子供たちをぼこぼこにするデュエマも多少は嗜んでいる。
ただ、実は去年最初まではしっかり追っていたのだが、その去年最初ごろから段々ライブが多発してきてしまい、さらには仕事なども忙しくなり、デュエマに割く時間が無くなっていた。
このまま引退もありえたのだが、とあるパックが良くも悪くもデュエマ熱を再燃させる。
DM22-EX2 デュエル・マスターズTCG ヒーローズ・ダークサイド・パック ~闇のキリフダたち~ | デュエル・マスターズ (takaratomy.co.jp)
なんかすげぇの来たなおい
DMP(デュエマプレイヤー)なら知らない人はいないこのパック、お手軽三ターンループを確立させ今なお環境の中心にいる「絶望神サガ」収録のパック。
実は他にも面白いカードが多く、ファンデッカスの私には魅力的なカードばかりであった。(速攻でデスフェニックス組んだ)
そんな感じで熱を取り戻したところにGPの抽選申し込みの情報が入る。
どうせ当たらんやろし…申し込んどくかぁ…!!!
当選したんだが????
というわけで参加してきました。
事前準備
デッキ
後述するが、ファンデッカスといえど今回はできれば勝ちたいと思っていたのでガチデッキを用意。
デッキシート
当日書いている人も多かったが、私は念のため事前に記載。
事前にあって損はない。
スリーブ
どうやらスリーブは必須らしい。(必須でなくともつけるが)
私はよく放課後クライマックスガールズの同人スリーブ(特に凛世)をつける。
だが、GPで万が一勝ち上がった場合シャニマスの非公式グッズを撮影されてしまい、シャニマス側や絵師さんに迷惑がかかる可能性がある。
限りなく低くてもマナーの意味も込めてブシロードから出てる公式スリーブを使用することに。
またこの日のためにオーバースリーブも新品に変更。(慣らすために少し使用したが)
個人的にはキャラスリにはこれが一番。
プレイマット
スリーブと同様の理由からこちらもブシロードから出てる公式プレイマットに変更。
予備のスリーブ
「あって損はない」ではなく「なくてはならない」だと思っている。
自分は気にしないような傷すら気にする対戦相手はいくらでもいるので、そういう時に迷惑にならないようにすべてのスリーブを持っておくといい。
(対戦相手批判とかではないです。みんな勝ちに来てんだから神経質になるでしょそりゃ)
衣服
スリーブやプレマと同じで、もしかしたら自分が映される可能性がある点と、対戦相手を不快にさせない点において、最低限の清潔感があるようにした。
まぁラブライバーアピはするんですけどね!!
宿
必須ではないが、幕張メッセに8:15分までに着席必須となると近場の宿は取った方がいい。
ちなみに幕張は高すぎたので船橋にした。
当日の本戦の感想
実はGPはおろかCSの経験も1回しかなく、その時はちょっと不手際があったので不安だった。
ただ実際に開始してみると、CSに比べてワイワイ感というか、にぎやかな感じでデュエマが進んでいくことが多かった。
開始早々「ジャッジ~」の声が聞こえてはいたが
2敗後は正直店舗大会並みに緩やかな感じ、かなりのびのびとデュエマが出来た。
(詳細は省くが早々に2敗すると本戦に行ける確率はほぼないため)
会場が広いのもストレスフリー、また対戦相手が感じ悪い人もいなくて運がよかったなとも。
ジャッジが素早く丁寧なのもGPならではか。
総じてかな~り楽しめた。
GPは初心者でも割と気軽に出てもいいと思える。
当日の本戦以外の感想
本戦で思ったより勝ち進んでしまったので色々と出遅れたが、やはり超大規模な大会なだけあってめちゃくちゃお祭り感があった。
有名カドショがここぞとばかりにカードやオリパを売っており、普段なら興味なくてもついつい買ってしまう。
ちなみに1000円オリパ買ったけどはずれ
サブイベントは気軽にデュエマできるものや(なぜか)巨大だるま落としなどのアクティビティ、それとCS。
GPまで来てCSとか埋まるんかなって思ってたら速攻で埋まった。
まじでびっくりした。
サブイベントはポイントみたいなのが必要で、がっつりやるなら会場でパックを箱買いしてポイントをもらわないといけないのだが、気付いたら「煌世主と終葬のQX」しかなかった。
どこにあったんだよその箱…
サブイベントは行うとスタンプが貰え、スタンプの数によって景品と引き換えられる。
ヘブンズ・ゲートのプレイマットとかは割と魅力的だったが、箱購入して繰り返しサブイベントを行う気はなかったので、GP参加時にもらえるポイントのみでサブイベントを楽しんだ。(ガンスリンガーとかいうやつ2回くらい)
で、プロモパックが数個もらえた。
このプロモパック、まさかの
全制覇挑戦パックVol.4
である。
全制覇挑戦パック Vol.4 - デュエル・マスターズ Wiki
こんなクソ古いプロモパックなんであるんだよ~!!!!!
クソ熱いなおいいいいいい!!!!!!
ビックリして写真撮り忘れたよ~!!!!!
ちなみに天門外しました。ガードホールでも全然いいけど😁😁😁
使用デッキと使用理由など
使用デッキ
俗にいう「赤緑アポロ」を使用。
自分なりの性格は出てるが大体テンプレ通りです。
使用理由は主に3つ
1. 環境的に戦えるとは思ったから
2. 自分の性格やプレイングに合ってたから
3. 手になじんでるデッキだったから
使用理由1. 環境的に戦えるとは思ったから(環境考察)
勝つためにGPに挑む以上考えなければならないのは現環境のデッキ。
「闇のキリフダ」発売以降はやはりサガが圧倒的に多く、またそれに対抗し得るデッキが入賞することが多かった。
サガに対抗するには「サガが苦手とするメタを入れたデッキ」または「サガを出される前に倒せるデッキ」の二択である。
前者は「とこしえの超人」や「若き大長老アプル」が自然と入るアナカラーのオービーやジャオウガ、また「赤い稲妻テスタロッサ」が入るラッカ鬼羅.Starや赤単などがこれに当たる。
後者は、サガの最速キル3ターンに遅くとも同速で倒し切れる赤緑アポロや同じく赤単などの速攻デッキが該当。
中途半端に安定性を求めて速度を落とした赤青アポロなどはむしろ勝ち目がないと判断し、そこそこの安定度で3キルができるデッキが勝ち残ると判断した。
以上から
①サガデッキ
②サガメタデッキ
③サガより早いデッキ
上記3択が大まかな候補として挙がった。
そのうえで
「やはりサガの印象は多くの人に強く与えているから②が一番多くいるのでは?」
という読みのもと、とこしえやアプルのメタが効かず、他のメタにも強く出れる赤緑アポロを選択。
また、赤緑アポロ自体は環境にほとんどいないのでまぁまぁ通りがいいのではと判断した。
②を満たしつつ③を満たす赤単なども候補ではあったが、とこしえやアプルが当たり前のように持ってるGS(ガードストライク)で止まるのが嫌だったので不採用。
というか先行3ターンでひき殺せばどんなデッキでも勝てるでしょの精神で握った。
使用理由2. 自分の性格やプレイングに合ってたから
元々ワンショットデッキが好きで、中途半端に盾を削る速攻デッキなどはあまり好みではなかった。
また、やることが多いコントロール系のデッキや、どんな形であれ説明をしなければならないループデッキなどは緊張しいなのでGPのような大きな大会では存分に使いこなせないと判断。
故に、雑に削る赤単などを握る気が起きず、またサガループやアナジャなどは使えないと判断し、出来るだけやることが簡潔かつワンショット気味に動けるデッキを採用。
使用理由3. 手になじんでるデッキだったから
実は他にも候補があり、サガに強くそこそこ早い「アナカラーオービ―」や、4ターン目には盤面をパーティにできるアドバンス優勝デッキの「ラッカ鬼羅.Star」などがあった。
漏れなく使用理由1の②や③を満たすものだったのだが、自分の持っているデッキの中で一番なじんでいるのは「赤緑アポロ」に他ならなかった。
というのも、実は切り札の「超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン」は刷られてすぐデッキを組むくらいには気に入って使っており、ここまでメジャーになる前から使用していた。
やはりワンショットの象徴ともいえるカードだしね。
割とオカルト思考なので、「使い慣れてるデッキの方がデッキが答えてくれる」と思い決定した。
まぁ要するに
赤緑アポロで勝ちたいから使用した
だけである。
カッコいいじゃんアポロ…
デッキ詳細説明
4投してるものは正直特筆することはないが一応書いておく
-----確定枠-----
・ヘルコプ太の心絵
・カチコミ入道 <バトライ.鬼>
・超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン
・進化設計図
・エボリューション・エッグ
確定パーツ、4投。
ヘルコプ太でサーチ、設計図かエッグでさらにサーチ、カチコミでメタ除去しながら侵略は死ぬほど見た。
対戦相手が嫌そうな顔すると内心嬉しくなる。
なんでランデスそのままついてんだろ…しかも2枚
・ストリエ雷鬼の巻
1コス火のタマシードなので4投。
ただぶっちゃけ強くない、手札交換が任意ならなぁ…
・轟く侵略 レッドゾーン
確定パーツ、なぜか3投。
4投じゃないのは悪い癖が出てしまった。(後述)
2ターン目にオニカマス除去してくれる最強クリーチャー。
------以下準確定枠-----
・冒険妖精ポレコ
1コス進化元、2投。
出来ればタマシード出したいのでマナに行きがち。
しょうがない時に出す。
・シブキ将鬼の巻
2コスだがタマシード、2投。
タマシードを進化元にしてこそ効果を発揮するのでポレコより使いたいカード。
盾回収は受けのトリガー少ないのでメリットの方が大きい。
・ジャスミンの地版
2コスだがタマシード、2投。
3ターン目に無理やりヘルコプ太→カチコミのルートを実現させることができる。
正直もっと入れればよかったと思ってる。
・オンソク童子 <ターボ.鬼>
地味に最強だが使いこなせなかったカード、2投。
2ターン目に天敵オニカマス除去を実現させる神カード。
そして本来ならサブプランのバイク速攻として使われるカード。
ワンショットにこだわりすぎて使いこなせなかった、間違いなくもっと入れてもいいカード。
・超轟速 マッハ55
アポロ解決後は破壊されないやつ、ピン差し。
ぶっちゃけ強いは強い、けどレッドゾーンでよかったと思う。
環境に多い「九番目の旧王」は1枚じゃアポロ倒せないし「テック団の波壊Go!」はこいつだとバウンスになって意味ないしで何かとかみ合ってない。
入れた理由は多分「破壊系トリガー来た時に相手を内心煽りたかった」とかである。最悪か?
・禁断の轟速 レッドゾーンX
レッゾと同じ下敷き、2投。
ブラックゾーンではないのには理由があり
・ブラックゾーンと違い選べる除去
・選ばない除去はレッドゾーンで足りると判断
以上2つ。
最後まで悩んだが2投にしたのはハンデスに対する精神安定剤として。
初ターンにマナ埋めでちらつかせると相手が無意味にとこしえ立ててくれたりする。
・SMAPON
最後の砦、2投。
精神安定剤、もう負けの場面でも最後までデュエルマスターズをしたかったので入れた。
GPはなかったが、これのおかげで勝った試合もかつてはちらほら。
戦績
5-3で途中ドロップ
まぁまぁ勝ってて笑う。
というかオリジナルで3位だから間違いなく環境的にもワンチャンあったデッキだった。
結果は以下
〇青魔道具
✕青黒サガ
✕アナカラージャオウガ
〇アナカラージャオウガ(?)
〇5Cティガウォック
〇ラッカ鬼羅スター
✕5Cコントロール
色々思うところはあるがまず1つ言いたい。
サガに負けちゃってるじゃん!!!!!!
悔しい…
しかも一概にプレミとは言い切れないのがまた…悔しい…
反省会
勝ったデッキはともかく負けたデッキに対しての反省ポイント。
VS 青黒サガ
先行取ったのに…
1ターン目は赤のタマシードと設計図、エッグしか持ってなくまぁまぁ事故、2ターン目にアポロこそ引いたがまだ進化クリーチャーなし。
さすがに進化設計図打つでしょ…
3ターン目にレッドゾーン来たのでエッグが正解だったとは思わんよ…
しかも相手は最速3ターンサガループ決めてるし…
強いて言うならば、デッキを信じるべきだったか。いや厳しいよこれ
VS アナカラージャオウガ
軽いプレミをしてしまい負け。
3ターン目にアポロを引くことができなかったが、それまでにタマシードを並べたりそれ以外の進化クリーチャーはいたのでここでビートダウンのプランを取るべきだった。
2ターン目に手札を豊富に抱えられていたのでハンデスも最初は脅威ではなかったはず…
ワンショットにこだわらずオンソク童子をもっと使いこなせていればと思う。
VS 5Cコントロール
3ターンアポロは決められたがトリガーでブレインスラッシュ2枚引かれてしまう。
デドダム蘇生→二枚目で3引き1捨てからのザーディクリカ蘇生後にこちらのレッドゾーンXの効果を使用する時、ザーディクリカの効果をうっかり忘れてしまっておりザーディクリカを封印してしまった。
結果的に墓地から再度ブレインスラッシュを打たれてしまい、封印はあまり意味をなさなかった。
どちらにせよ負けてたかもしれないが、墓地考えたらデドダム封印が正解だったような気がする。(少なくとも追加で蘇生はされなかった)
割かし簡単なデッキを握ってるのにこの有様、コントロール系で勝ち続ける人はどういう思考回路してるのだろうか…
最後に
色々あったが
めちゃめちゃ楽しかったし
デュエマのモチベめっちゃ上がったね。
正直GP後はデュエマ控え目にしようと思ってたけどむしろ加速したね。
デュエマやっぱ楽しいな…
CSはいまだにちょっと怖いけど、これを機にちょいちょい出てみるのも悪くないかも。