Aqours! 6thライブ 埼玉公演感想 ~1日目&2日目~
この記事は「Aqours! 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」<SUNNY STAGE>(埼玉公演)1日目と2日目の感想について書いたものです。
※ライブ開催日は2022年3月5日(土)、6日(日)です。ライブ開催日から3週間ほど経って書いてます
※現地参加組です
※開催日時点でのAqours!の推しは「降幡愛」「黒澤ルビィ」です。
※キャラ表記、声優表記は、その時の見え方で変えてます。
※コットンキャンディえいえいおーについてはこちらではあまり触れないです。
コットンキャンディえいえいおーのみの記事はこちら
・3年生組の美声
セットリストは名古屋公演をベースにしており構成レベルでの大きな変化はなかったが、披露された曲はちょいちょい変わっていた。
”KU-RU-KU-RU Cruller!”で始まり、次に<SUNNY STAGE>という名だけあって"太陽を追いかけろ"が来る。曲自体も懐かしいが、このご時世故に「10!」のコールが聞こえない珍しいバージョンとなっていた。
"君の心は輝いてるかい?""DREAMY COLOR"とエモ曲が続いたところで、のちの曲の衣装調整等で3年生だけ残った。そんな3年生が披露したのが"待ってて愛の歌"。
まず先に出た感想は「上手い…うますぎる…」
いや、今更過ぎるし3年生組に限ったことではない。だが、映画でもSaint Snowから「3年生が上手すぎて3年生抜いたAqoursなんか足りなくない?」と言われただけあって、大人びた上手さが他の6人とは違った。
これでもAqoursのライブはかなり行ってるつもりだ。だが、あいにゃの安定した歌声を筆頭に、何度目かわからないが圧倒されてしまった。ちなみにおすわが一番成長しててすき
・ソロメドレー!
名古屋公演では2ndデュオトリオだった部分は、今回ソロメドレーとなっていた。初披露曲もあれば生は初な曲もあり、一番最初の桜内ソロ"PURE PHRASE"が来た瞬間は色々とわくわくだった。
・PURE PHRASE
1日目トップのソロ曲であり、Guilty Kissのライブに行っていない私からすれば現地初の曲である。
サビの最後、綺麗な声がきれいに伸びる。これに尽きる。CD音源だと表現しきれなかった感情が、サビ最後の綺麗な声にすべて含まれて伸びていく。これが現地で聞けたのは非常に嬉しかった。(語彙)
・Never giving up!
伊波杏樹劇場第二幕。伊波杏樹の強さを高海千歌に落とし込んで自分の世界観を広げる。杏ちゃんの強みを最大限に生かしているにも関わらず、私が見ていたのは紛れもなく千歌っちだったのだ。これをMVではなく現地である。シンプルにすごい。
引き込まれすぎて、こうやって思い返すまで「実は伊波杏樹が歌っていた」という事実を忘れていた。マジで忘れてた。
・突然GIRL
元気いっぱいに動き、歌いながらステージを転々とする。声優の強みとキャラの特性をいい感じに掛け合わせたソロ曲が、ライブになることでより一層良さを出す。そして衣装もいい。
そしてなんといってもやっぱりラスト、ビックリどころではなかった。歌い終わって全力でステージからジャンプである。いやよく見たらマットあるし大丈夫では?とかではない。制服のために3階から飛び出すようなおてんば曜ちゃんを最後に全力で表現してくる。正直ビックリしすぎて「曜ちゃん⁉」と叫びそうだった。
・Perfect SEKAI
好き。マジで好き。
実はAZALEA2ndは現地参戦したので、ダイヤソロ"Perfect SEKAI"と果南ソロ"もっとね!"は生で聞いたことあるのだが、この曲は現地で聞いて以来胸がえぐられるくらいぶっ刺さってしまった思い出の曲でもある。
まず衣装、あと炎、そしてありしゃ、かみ合いすぎである。怖いくらいかみ合いすぎである。落ちサビできれいに捧げられる曲調でありつつ、ありしゃの、ダイヤさんの大人びたまっすぐな声が響く。最高か?最高だ(反語)。あと殺陣、めっっっっちゃ上手い!これがあるのでより一層引き込まれてしまう。
この曲を聞いてる時の私は曲に酔って気が狂っていた。
・コットンキャンディえいえいおー!
2日目最初の曲。後ほど別記事で記載します。えぐかった。
・あこがれランララン
高槻かなこは復活したんだ!
2度の披露の機会がありながら、無念にも披露されることがなかった曲。ついに聞けた。魔法使いの衣装を着た高槻かなこが元気いっぱいに歌って踊る。こんなの涙なしでは見れない。
きんちゃんがずらまるになっている時の歌声は、可愛さと力強さが混ざっていて大好きである。しかもソロ曲の時はそれがより一層強く出ており、さらに歌詞なども相まってさらにさらに強く聞こえた。高槻かなこへの感情と国木田花丸への感情両方の強くなりすぎてビックバンし、なんの声も出なかった。きんちゃん復活おめでとう!
・タテホコツバサ
2日目は実は席がスタンドでかなりステージの端の方だったのだが前の方だったため、トロッコが激近な上に曲終わりにキャストがファンサしてくれる隠れ激熱席だった。
そんな激熱席の初っ端に、なんなら曲が始まる前に激近で見えてしまう。
…きゃん、白い衣装似合うくね?いや近…え?ひょえ~!!!!!
歌をまともに聞くべきだった。色々とテンパりすぎである。「ひょえ~」じゃないが。
・もっとね!
衣装!!!!!好き!!!!!
これに尽きる。これしかない。あとは歌声に連れてゆかれるだけである。(????)
ちなみに、諏訪ななかがAqoursのなかで一番歌声が成長していると思う。それだけに「今日のおすわの声は過去一だった」といつも言っている。もちろん今回のソロ曲の歌声は過去一よかった。
・Shiny Racers
鈴木愛奈ワンマンショー開演。
CD音源より上手い歌声を絶対現地で出す。怖すぎる。どうなっているんだ?
これはちょっと聞き入りすぎて「ステージ中央でマイクもってすごいことしてる」くらいの語彙力しかなかった。申し訳ないのだが、本当にCD音源より上手い歌声が聞こえるが、私にはそれを表現するだけの文才はなかった。もはや悔しい。本当にすごかったのだ。
・古の神セトリ、デイドリ→スリワン
ソロメドレー後はロックアレンジのナンバリング曲が挟み、"Aqours Pirates Desire"が披露、そして"Daydream Warrior"と、この辺は名古屋と同じだった。
デイドリが終了後、奴は来た。"スリリング・ワンウェイ"である。
これほどまでに声が出せないことを憎んだ時はない。
正直"スリリング・ワンウェイ"自体が来ることは何となく読めていた。やはり<SUNNY STAGE>だし、これは来るんではないかと多くの人が予想していたと思われる。しかし、"Daydream Warrior"のあとに"スリリング・ワンウェイ"を入れられるのは、わかっていても発狂ものである。
2ndライブに初めて生で味わって以来、他のどのセトリをもってしても「"スリリング・ワンウェイ"は"Daydream Warrior"の後に来るのが最強」「デイドリ→スリワンに敵うセトリ順はない」と揺るがない私からすれば、こんなの発狂しないわけない。
デイドリでAqoursのカッコよさをこれでもかと見せる、デイドリの曲とダンスに酔った後にぶちあがりのスリワンが来る、脳は混乱すれど盛り上がりだけはとにかく上昇していく、この一連の流れをまた味わえたのである。イントロ0秒で全身が震えた。
また1日目はちょっと粋な演出も見れた。ライブの"スリリング・ワンウェイ"と言えば、千歌っちが最後のコールの部分で「もっと」「ラスト」の煽りを入れる。マジで声が出そうになったのは置いといてこの煽りは大抵会場中に響き渡るような大声で入れるのだが、1日目は「ラスト」の時だけクッソイケボでささやくように言ったのである。本当に落ちそうだった。声が出せないからこそできる、最高のイケメン千歌演出だった。
・今年もAqours!来年もAqours!
後半は曲がちょっと違う程度で大体の流れは名古屋と同じだった。個人的には
・埼玉での印象が強い"HAPPY PARTY TRAIN"
・めっちゃコールしたいけど出来ないおあずけ状態の"届かない星だとしても"
・おNewの青ジャン衣装披露
などなどが印象的である。
また、アンコール前の最後の"WONDERFUL STORIES"は、ステージ上にある「Aqours」の文字が歌ってる担当によって変わってるのを見て何故か大号泣していた。
そしてホントのラストの"SUKI for you, DREAM for you!"はいつ聞いても最後にふさわしい、別れの悲しさをちょっと残しつつも楽しい気分で終わらせてくれる曲だった。
お知らせも豪勢である。(野球分からないけど)野球コラボという大きいコラボの決定、初音ミクコラボの続報、そしてそして7周年プロジェクト発足!7年目もAqoursは続いてくのはやっぱ嬉しい限り。
とかなんとか思っていたのだが、杏ちゃんからさらにもう一個お知らせがあると言われた。ステージの画面には、"キセキヒカル"が流れながら、4thライブと思われる映像が流れる。
この時、私は余命を告げられるかのような、不安や焦燥感や一種の覚悟、とにかくありとあらゆる感情が混ざった状態で見ていた。
まさか…ついにAqoursも最後…?
わざわざ切り分けてまでのお知らせに、流れる"キセキヒカル"、さらには東京ドーム、導き出された答えは「Final Live」であったからだ。
過呼吸で倒れそうだった。この日の会場は、外気をモロに受けるのもあってとても寒く、このまま凍死してしまったらいっそ楽なのではとすら思った。
実はμ'sのFinal Live開催当時の私はラブライバーとは自称もできない程度であったが故に、μ'sが解散を決定した時の衝撃を経験していない。経験していれば、まだ幾分かマシな反応が取れたのかもしれない。現時点で既にμ'sより長いのだからもうすぐかもと、常々思っていた。だが、デビュー時から応援してきたAqoursがもう会えなくなる現実を全く受け入れられていなかった。来年をもってAqoursはもう会えない…。
…いや、これは決まった訳では無い、あくまで私の推測でしかない。こうでも思っておかないと、本当に最後だった時のショックで気絶すらしかねないと本能が感じていたからだ。違うかもしれない。杏ちゃんは、この映像を見せる時、悲しそうな顔ではなく嬉しそうな笑顔をしていた。最後のライブを発表するのに嬉々とするような人ではないはずだ。
そんな杏ちゃんの笑顔だけを唯一信じつつ映像を見ていた。そして…
Aqours 6thライブ 追加公演
私は涙した。不安が一転、歓喜に変わる。安堵、興奮、感動、今度は別の感情が混ざり合う。そして…
in 東京ドーム 開催決定
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ありがとう。それしかなかった。
ここまでの映像は、あの東京ドームでの公演を再び行うお知らせの前置きに過ぎなかったのだ。
「Aqoursはまだまだやれる、まだまだなんだ、これからなんだ、これからもっともっとやるんだ。」
なんだか、そう聞こえた気がした。
感情はいっぱいいっぱいだった。こんなにも嬉しいことはない。そして1人で勝手にお通夜みたいになってた私は馬鹿でしかない。でも嬉しい。そんなとっちらかった状態だった。
少し落ち着いて、改めて東京ドームでの開催決定に嬉しくなる。そして今回も浦の星交響楽団の皆さんが来てくださる。カトタツによる生演奏である。最高が約束されてるライブ、行くしかない。絶対行きたい。絶対行きたい!
行こうと思います。倍率凄そうだけど。
・激近"SUKI for you, DREAM for you!"
ヨハネソロ曲でも書いたが、2日目はスタンド端最前だった。故にトロッコ激近だったのだが、実は横の花道も激近だったのだ。
"SUKI for you, DREAM for you!"はAqoursみんながバラバラになってステージだったり花道だったりで踊ってくれるファンサMAX曲のため、当然ながら横の花道激近席の目の前にも来てくれた。あいにゃとおすわが特に近く、ひょえ~である。
あいにゃは全力でファンサしてくれるのに対して、おすわはあっさりした感じで手を振ってくれる。この対比がめっちゃいい。Aqoursオタク極まりすぎてるせいかもしれないが、おすわがあっさり対応なのは実家のような安心感があった。
少し余談にはなるが、この曲に限らず花道を通ってくれることは多かった。そして何故かよく分からないが、全体を通して近くで見て1番印象に残っているのは逢田さんである。大人になったことでむしろ魅力が増した時に激近で見たのが刺さったのかもしれない。今年30歳ってマジ?!
・最後に
今回も控えめに言って最高のライブだった(テンプレ)。コットンキャンディーえいえいおー抜きにしてもソロ曲メドレーは本当に強く、また個々の楽曲も強かった。まだまだAqoursやれるなぁ~って印象が強かった。
東京ドーム発表のところは書きながらその時の心境を思い出してしまい、めちゃくちゃ長くなってしまった。それほどまでに終わりを感じたし、その後の発表で救われた。
各々の成長が凄いので各個人での活動もこれからどんどん行って欲しいが、やっぱりAqoursとしての活動をいつまでも見ていたい。そんなAqours欲を再燃させるとてもいいライブだった。
ありがとうAqours。ありがとうサンシャイン。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
はてなブログはおろかブログそのものが初心者なので指摘があれば何かコメントしてくれると嬉しいです。